「鶏肉の消費量が最も多い県は宮崎県」——こう思っている人は多いかもしれない。だが実際の消費量ランキングで宮崎は9位。1位は**島根県(24,769g/年)**だ。
NOTE
データは総務省「家計調査」(都道府県庁所在市の二人以上世帯)の年間鶏肉消費量(g)。スーパー等での購入量を集計したもので、外食での消費は含まない。
TOP10と最下位 — 宮崎は9位、1位は島根
| 順位 | 都道府県 | 年間消費量 |
|---|---|---|
| 1 | 島根県 | 24,769g |
| 2 | 熊本県 | 24,383g |
| 9 | 宮崎県 | 21,377g |
| 47 | 茨城県 | 12,994g |
宮崎県が9位というのは「産地ブランドは外食・贈答向け」という構造を示している可能性がある。宮崎地鶏は東京・大阪の飲食店や百貨店に流通する高付加価値商品で、地元スーパーでの日常的な購入量とは別の軸で評価される。
WARNING
沖縄(43位)が下位に入っているのは意外だが、沖縄は豚肉消費が全国的に突出して高く(チャンプルーなど豚肉料理が中心)、鶏肉の相対的な位置づけが低い可能性がある。
TIP
鶏肉は全肉類の中で最も汎用性が高く、消費量格差(1.9倍)が牛肉(3.3倍)より小さい。全国的に均質化が進んでいる食材といえるが、「産地ブランド県が1位でない」という事実は興味深い。
まとめ
- 1位:島根県 24,769g、最下位:茨城県 12,994gで1.9倍格差(2024年)
- 「鶏肉の産地」宮崎県は9位——産地ブランドと消費量は一致しない