社会保障・衛生
一般病院平均在院日数
社会・人口統計体系 · データ年度 2023年度 · 最終更新 2026-05-06
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1位
高知県
全国合計
1,081日
全国平均
23日
最少
神奈川県 18.5日
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47都道府県 × 24年分の時系列を含むデータをCSV / JSON でダウンロード。クレジット表記すれば無料で商用利用できます。
データの考察
1. 集中度と地域的分化
上位5県の平均在院日数(30.12日)は全国平均23日の130%、下位5県(18.62日)は86%に相当する。
この11.5日の差は、医療提供体制の地域的分化が極めて大きいことを意味する。
さらに、上位帯が西日本の地方圏に集中し、下位帯が東日本の都市圏に集中するという明確な地理的パターンが存在する。
全47都道府県中、上位10県に占める九州・四国・中国地方は8県で、東日本中枢との対比は顕著である。
2. 倍率格差と階層構造
最大値(高知県34.7日)と最小値(神奈川県18.5日)の倍率は1.88倍で、これは16.2日の絶対差に相当する。
上位10県と下位10県の平均値の倍率(26.24日 vs 18.94日)をとると1.38倍となり、単純な最大・最小比より緩やかである。
この階層的な分布パターンは、医療需要の地域分布が連続的・段階的に変化しており、単一の要因によるものではなく、複合的な地域特性に由来することを示唆している。
高齢化では説明しきれない要因
循環器系疾患受療率(r=0.87)の高齢化偏相関が0.85(低下0.02)に留まる一方、面積偏相関が0.88(むしろ上昇)であることは注目に値する。
同様に脳血管疾患受療率(r=0.87)でも、高齢化を統制しても0.84(低下0.03)が残る。
これらの結果は、地域の在院日数が高齢化率とは独立した要因に大きく左右されていることを示唆している。
入院受療率全体との相関(r=0.83)で高齢化偏相関0.81(低下0.02)という微小な低下は、「年齢別に標準化した上でも地域差が残る」ことを意味する。
医療資源の地域分布、診療科の充実度、入院患者の社会的背景(在宅復帰環境など)といった、統計的な人口特性では把捉できない要因が背景にあることが強く示唆される。
一般病院平均在院日数 についてよくある質問
Q. 一般病院平均在院日数で1位の都道府県は?
A. 高知県で34.7日(2023年度)。全国で最も長い平均在院日数を記録している。
Q. 最下位の都道府県は?
A. 神奈川県で18.5日。最上位の高知県との差は16.2日に達する。
Q. 全国平均はいくつ?
A. 23日。これを上回る都道府県は20県、下回る都道府県は26県である。
Q. 地域ごとの傾向は?
A. 上位帯は九州地方(佐賀県31.3日、鹿児島県29日、熊本県27.4日)、四国地方(高知県34.7日、徳島県25.8日)、中国地方(山口県28.2日)に集中している。下位帯は関東地方(東京都18.6日、神奈川県18.5日)、東海地方(愛知県18.8日、岐阜県18.6日)、東北地方(宮城県18.6日)が占める。
Q. 1位と最下位の差は?
A. 高知県34.7日と神奈川県18.5日で16.2日の差。倍率にして1.88倍である。
Q. 一般病院平均在院日数は何と相関しますか?
A. 最強の相関は循環器系疾患(r=0.87)と脳血管疾患(r=0.87)の入院受療率。次いで入院受療率全体(r=0.83)が相関する。ただし人口・面積・高齢化を統制した偏相関を見ると、これらの相関は0.80~0.88の範囲に留まり、大幅には低下しない。これは地域の基層的な医療需要構造が、単なる人口統計では説明しきれない部分が大きいことを示唆している。