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宮崎県の視点— 全国チャートで宮崎県をハイライト表示しています宮崎県プロフィールへ →

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労働・賃金の統計ダッシュボード

都道府県別の最低賃金・初任給・有効求人倍率・失業率・男女賃金格差を地図とランキングで比較。労働市場の地域差を47都道府県のデータで確認できます。

指標数

16件

エリア

47都道府県

可視化

地図 + グラフ

データ

CSVDL 可

選択指標の単独詳細を表示 (時系列ライン・上下位 5 県)

地域別最低賃金 — 詳細チャート

指標の詳細 →
全国 の時系列推移(地図で都道府県を選択すると切り替わります)

時系列推移

時系列データがありません

上位 5 / 下位 5

1東京都
1,163円
2神奈川県
1,162円
3大阪府
1,114円
4埼玉県
1,078円
5愛知県
1,077円
47秋田県
951円
42沖縄県
952円
42宮崎県
952円
42熊本県
952円
42高知県
952円

このテーマの指標一覧

地域別最低賃金
1位: 東京都(1,163 円)
大卒初任給
1位: 秋田県(267.7 千円)
高卒初任給
1位: 三重県(207.6 千円)
所定内給与額(男)
1位: 東京都(440.8 千円)
看護師の給与
1位: 東京都(359.8 千円)
男性パートタイムの給与
1位: 香川県(3,355 円)
女性パートタイムの給与
1位: 東京都(1,534 円)
有効求人倍率
1位: 福井県(1.94 倍)
完全失業率
1位: 沖縄県(5.5 %)
就職率
1位: 福井県(9.5 %)
就業者比率
1位: 島根県(97.3 %)
テレワーク実施率
1位: 東京都(3,301,700 %)
副業率
1位: 東京都(550,800 %)
月間平均実労働時間数
1位: 群馬県(180 時間)
離職率
1位: 宮城県(4.6 %)

指標どうしの相関

47 都道府県 × 2 指標の散布図。県をクリックで赤色ハイライト

地域別最低賃金 × 大卒初任給

X: 地域別最低賃金 (円) / Y: 大卒初任給 (千円)

地域別最低賃金 × 高卒初任給

X: 地域別最低賃金 (円) / Y: 高卒初任給 (千円)

地域別最低賃金 × 所定内給与額(男)

X: 地域別最低賃金 (円) / Y: 所定内給与額(男) (千円)

全国の主要指標

地図で都道府県を選択すると順位・全国平均比を表示
地域別最低賃金
998.36円
全国平均
大卒初任給
229.74千円
全国平均
看護師の給与
308.59千円
全国平均
有効求人倍率
1.39倍
全国平均
完全失業率
3.81%
全国平均
テレワーク実施率
269,165.96%
全国平均

男女賃金格差の推移

最低賃金の推移

有効求人倍率と完全失業率の推移

就業率の推移

データの読み解き — 賃金水準と男女格差の都道府県差

白書から見る、なぜ東京都が突出して高く青森・沖縄が低いのか

日本の労働市場では2024年度の現金給与総額が前年度比3.0%増と33年ぶりの高い伸びを記録した一方、物価高の影響で実質賃金は0.0%の横ばいにとどまる。都道府県別に見ると、所定内給与は東京都が男女共に全国最高(男性44.1万円、女性33.8万円)で、青森県や沖縄県との差は大きい。また地域別最低賃金も最高(東京1,163円)と最低(複数県951円)で約200円の差がある。本稿では各種白書のデータを基に賃金格差の構造を整理する。

現状 — 賃上げノルムと最低賃金1500円目標

政府はコストカット型経済から脱却し「賃上げを起点とした成長型経済」への移行を最優先課題とし、今後5年間で持続的な物価上昇の下、実質賃金で1%程度の上昇を新たな社会規範(ノルム)として定着させることを目指す。最低賃金については2020年代に全国平均1,500円への引き上げが目標とされ、労働者の7割を雇用する中小企業の賃上げを後押しするため、労務費の適切な価格転嫁を徹底する「トラック・物流Gメン」の活動強化や、業務改善助成金等の支援策が講じられている。

男女賃金格差については、女性の所定内給与額(パートタイム除く一般労働者)は男性の約75%程度で推移しており、依然として大きな開きがある。これは管理職比率、勤続年数、職種構成の差が複合的に影響している。

都道府県差の構造 — 「東京突出」と「西日本低位」を生む3要因

(1) 産業構造と高付加価値産業の集積

東京都の賃金水準が突出する最大の要因は、高付加価値な情報通信業・金融保険業・専門サービス業が集中していること。これらの業種は労働生産性が高く、賃金水準も全国平均を大きく上回る。一方、青森・沖縄などでは農林水産業・宿泊飲食業・小売業など労働生産性が相対的に低い業種のシェアが高く、結果として一人当たり賃金も低くなる。愛知県(自動車製造業集積)や大阪府(商業・金融集積)など、特定産業の集積が賃金水準を押し上げる構造が47都道府県で異なる。

(2) 企業規模構成と労働組合組織率

大企業(資本金10億円以上)の本社・大規模事業所が集中する東京・大阪・愛知では、規模別賃金プレミアム(大企業賃金は中小の1.3〜1.5倍)の恩恵を受ける労働者比率が高い。一方、地方では中小企業・小規模事業者の割合が高く、賃金原資の確保が困難。労働組合組織率も大企業中心の都市部で相対的に高く、春闘等を通じた賃上げ交渉力に差が生じる。これが、令和6年所定内給与で東京都(男性44.1万円)と地方県の差として現れる。

(3) 地域別最低賃金制度と価格転嫁の地域差

地域別最低賃金は中央最低賃金審議会の目安に基づき、各都道府県の生計費・賃金水準・通常の事業の支払能力を考慮して決定される。Aランク(東京・神奈川・大阪等)からCランク(地方各県)まで4ランク制で、ランク間で約200円の差がある。中小企業の労務費の価格転嫁が地方では大企業との取引依存度が高く進みにくく、原資確保が困難な事業所が多い。一方、東京圏では人手不足を背景とした上回り賃上げが進みやすい。

政策的含意 — 三位一体の労働市場改革とL字カーブ解消

政府は成長分野への円滑な労働移動と持続的賃上げを実現するため「三位一体の労働市場改革」を強力に推進。リスキリング支援(教育訓練給付金の給付率上限引き上げ、2025年10月創設の教育訓練休暇給付金)、ジョブ型人事指針(2024年8月)、自社の枠を超えた労働移動の円滑化が3本柱。

男女賃金格差については、女性の就業率上昇により「M字カーブ」は解消に向かいつつあるが、出産・育児を機に非正規雇用へ転換する「L字カーブ」が課題として残る。これに対し、共働き・共育てを支援する「出生後休業支援給付」や「育児時短就業給付」が2025年4月から創設される。男女間賃金格差の情報開示義務化(常時雇用301人以上の事業主、2022年7月から)も透明性向上策として進む。

読み解きのコツ

賃金ランキングを読むときは、「総額」だけでなく職種・年齢・勤続年数別の内訳を確認することが重要。同じ「賃金上位県」でも、製造業中心の県と金融・情報通信業中心の県では構成が異なる。看護師年収のように特定職種に絞ると、勤続年数や勤務形態の違いが鮮明になる。男女賃金格差も「単純平均の差」ではなく勤続年数・職種・管理職比率を補正した差を見ると本質が見える。47都道府県の順位そのものよりも、「なぜその水準なのか」を産業構造・企業規模・最低賃金ランクと組み合わせて構造で説明できるかが、データの読み解きとして本質的である。

出典

  • 労働経済白書 (令和7年版)
  • 賃金構造基本統計調査 (厚生労働省)
  • 厚生労働白書 (令和7年版)
  • 男女共同参画白書 (令和7年版)
  • 地域別最低賃金 (厚生労働省)

関連トピック・中長期課題

最低賃金1500円から同一労働同一賃金まで

賃金分野は単独の課題ではなく、最低賃金水準・賃上げノルム・男女格差・非正規雇用・価格転嫁が連動して進行する。各種白書から、特に重要度の高い5つの論点を整理する。

1. 最低賃金1500円目標と地域別最低賃金

政府は2020年代に全国平均最低賃金1,500円への引き上げを目標としている。2024年度の全国加重平均は1,055円で、令和6年改定では過去最大の51円引き上げが実施された。地域別最低賃金はAランク(東京・神奈川・大阪等)が1,113〜1,163円、Cランク(地方各県)は951〜960円程度と約200円の差がある。

中小企業の負担軽減策として、業務改善助成金、賃金引上げ・労働生産性向上助成金、IT導入補助金等が活用される。特定最低賃金(鉄鋼業・自動車製造業等の業種別最賃)も同時に運用され、地域別最賃を上回る水準で設定される。

2. 賃上げのノルム確立と価格転嫁

持続的な賃上げを社会規範(ノルム)として定着させるため、政府は今後5年間で実質賃金1%程度の上昇を目指す。労務費の適切な価格転嫁を実現するため、公正取引委員会・中小企業庁が「労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針」を策定し、トラック・物流Gメンによる監視を強化している。

2024年春闘の賃上げ率は5%台と33年ぶりの高水準を記録したが、中小企業への波及は道半ば。実質賃金は0.0%横ばいで、物価高に追いつくレベルまで継続的な賃上げが必要とされる。

3. 男女賃金格差の解消と「L字カーブ」

女性の所定内給与額は男性の約75%程度で推移しており、依然として大きな差がある。要因は管理職比率・勤続年数・職種構成の複合的差。L字カーブ(出産・育児を機に女性が非正規へ転換する現象)が「M字カーブ」解消後も残る課題。

2022年7月から常時雇用301人以上の事業主に男女賃金差異の情報開示が義務付けられ、透明性が向上。2025年4月からは「出生後休業支援給付」「育児時短就業給付」が創設され、共働き・共育てを支援する制度が拡充される。女性管理職比率の引き上げ目標(プライム上場企業の女性役員比率30%以上等)も並行して進む。

4. 同一労働同一賃金と非正規雇用

2020年4月(中小企業は2021年4月)から施行された同一労働同一賃金により、正社員と非正規雇用労働者の不合理な待遇差が禁止された。基本給・賞与・各種手当について、職務内容・配置の変更範囲等を考慮した待遇差説明義務が課せられている。

パートタイム労働者の所定内給与は男性で時給1,200円台、女性で時給1,100円台。地域差は最低賃金の影響を受けて東京都が突出するが、職務内容の同一性に応じた待遇是正が進む。看護師・介護職員等のエッセンシャルワーカーの処遇改善も並行して進められている。

5. ジョブ型雇用とリスキリング

職務内容を明確にした「ジョブ型」人事制度の導入を促進するため、2024年8月に「ジョブ型人事指針」が取りまとめられた。スキルの可視化と適切な評価、自律的なキャリア形成を支援する環境整備が進む。

リスキリング支援として、2024年10月から教育訓練給付金の給付率上限が引き上げられ、2025年10月には「教育訓練休暇給付金」が創設される。成長分野への円滑な労働移動と賃金上昇を支援する仕組み。中小企業のソフトウェア装備率向上のため、IT導入補助金等を通じた投資支援も強化されている。

出典

  • 労働経済白書 (令和7年版)
  • 中央最低賃金審議会 (厚生労働省)
  • 三位一体の労働市場改革 (内閣官房)
  • 同一労働同一賃金特集ページ (厚生労働省)
  • 労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針 (内閣官房)

よくある質問

賃金・労働について読者が気になる 7 問

Q1: 最低賃金の地域差はなぜ?

地域別最低賃金は中央最低賃金審議会の目安に基づき、各都道府県の生計費・賃金水準・通常の事業の支払能力を考慮して決定される。Aランク(東京・神奈川・大阪等)からCランク(地方各県)まで4ランク制で、2024年度は最高1,163円(東京)と最低951円程度(複数県)で約200円の差がある。生活費の地域差や産業の支払能力差を反映する仕組みだが、政府は2020年代に全国平均1,500円への引き上げを目標としている。(出典: 厚生労働省・地域別最低賃金)

Q2: 東京の所定内給与が突出して高いのはなぜ?

令和6年の所定内給与額は東京都が男女共に全国最高(男性44.1万円、女性33.8万円)。これは高付加価値な情報通信業・金融保険業・専門サービス業が集中していることが最大の要因。これらの業種は労働生産性が高く、賃金水準も全国平均を大きく上回る。さらに大企業(資本金10億円以上)の本社・大規模事業所が集中し、規模別賃金プレミアム(大企業賃金は中小の1.3〜1.5倍)の恩恵を受ける労働者比率が高いことも要因。(出典: 賃金構造基本統計調査)

Q3: 男女賃金格差にはどんな意味がある?

女性の所定内給与額(パートタイム除く一般労働者)は男性の約75%程度で推移しており、依然として大きな開きがある。要因は管理職比率・勤続年数・職種構成の複合的差。出産・育児を機に非正規雇用へ転換する「L字カーブ」が背景にあり、M字カーブ(年齢別労働力率の落ち込み)解消後も残る課題。2022年7月から常時雇用301人以上の事業主に男女賃金差異の情報開示が義務付けられ、透明性向上が進む。(出典: 男女共同参画白書 令和7年版)

Q4: 大卒・高卒初任給の地域差は?

大卒初任給は2024年度に大幅引き上げが進み、全国平均で月23万円台。東京都が突出して高く、地方との差は2〜4万円程度。高卒初任給も同様の傾向で、全国平均月18万円台。地域差は最低賃金水準・地域別物価・産業構造の差を反映する。近年は人手不足を背景に地方企業でも初任給引き上げ競争が激化しており、地域差は緩やかに縮小傾向。看護師・介護職員等のエッセンシャルワーカーの初任給上昇も顕著。(出典: 賃金構造基本統計調査)

Q5: 看護師年収の地域差はなぜ?

看護師の年収は勤務地域だけでなく勤務先(病院・診療所)、勤務形態(夜勤の有無)、勤続年数、認定看護師等の資格で大きく変動。都市部の大規模病院では夜勤手当・住宅手当等が充実し年収500万円超もあるが、地方の小規模医療機関では年収400万円台が多い。政府は2024年度診療報酬改定で看護職員の処遇改善(ベースアップ評価料新設等)を進め、地域差是正と全体的な賃金水準引き上げを並行して図っている。(出典: 厚生労働白書 令和7年版)

Q6: パート時給の地域差は何を意味する?

パートタイム労働者の時給は最低賃金の影響を直接受けるため、最低賃金ランクと連動した地域差が現れる。男性パート時給は全国平均1,200円台、女性は1,100円台。東京都が突出して高く、地方では低水準。2020年4月施行の同一労働同一賃金により正社員との不合理な待遇差は禁止されたが、職務内容に応じた待遇差説明義務に基づく漸進的改善が続く。最低賃金1500円目標達成に向けて、特に女性パート労働者の時給上昇が期待される。(出典: 労働経済白書 令和7年版)

Q7: 賃上げ動向と賃上げのノルムとは?

2024年度の現金給与総額は前年度比3.0%増と33年ぶりの高い伸び。2024年春闘の賃上げ率は5%台と高水準だが、物価高で実質賃金は0.0%横ばい。政府はコストカット型経済からの脱却を目指し「賃上げを起点とした成長型経済」への移行を最優先課題とし、今後5年間で持続的物価上昇下で実質賃金1%程度の上昇を新たな社会規範(ノルム)として定着させる目標。中小企業の労務費の価格転嫁徹底、最低賃金1500円目標、リスキリング支援等が政策の柱。(出典: 労働経済白書 令和7年版)

出典

  • 労働経済白書 (令和7年版)
  • 賃金構造基本統計調査 (厚生労働省)
  • 男女共同参画白書 (令和7年版)
  • 地域別最低賃金 (厚生労働省)
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