司法・安全・環境
火災出火件数
社会・人口統計体系 · データ年度 2023年度 · 最終更新 2026-05-06
計算方法を切替
1位
茨城県
全国合計
1,604.7件
全国平均
34.14件
最少
富山県 17.7件
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47都道府県 × 1年分の時系列を含むデータをCSV / JSON でダウンロード。クレジット表記すれば無料で商用利用できます。
データの考察
集中度:上位県への顕著な偏在
上位10県の合計は426.4件で全体の約26.6%を占め、全国平均34.14件に対して1.56倍のシェアとなります。
さらに上位5県に限定すると234.1件で約14.6%であり、わずか5県で全体の7分の1超を占める高い集中度が見られます。
一方、下位10県は約283件で全体の約17.6%に留まり、上位と下位の分布差は明らかです。
この集中的な分布は、火災出火件数が全47都道府県に均等に分布するのではなく、特定の地域に集約される性質を持つことを示しています。
格差と変動性:2.77倍の広域格差
最大値の茨城県49件と最小値の富山県17.7件の比は約2.77倍です。
全国平均34.14件に対して上位5県の平均値は46.82件(1.37倍)、下位5県の平均値は20.74件(0.61倍)であり、上位帯と下位帯の乖離は極端です。
この約3倍に近い格差は、47都道府県の内部における地域的な出火傾向の大きなばらつきを示唆しており、単なる統計的な変動ではなく、構造的な地域差が存在することを意味しています。
農村度と防火環境:統制後にも残存する地域特性
相関分析で特に注目すべきは、人口や密度を統制してから計算した偏相関値です。
農家総所得では人口偏相関が r=-0.52 に低下する一方、面積偏相関は r=-0.61 のままであり、面積で統制しても農業関連指標との関係は変わらないことが分かります。
これは都道府県の広さそのものではなく、地域の産業的特性が独立した影響を持つことを示しています。
プロパンガス消費量(r=0.59)や空き家率(r=0.56)との正相関も、農村的・過疎的な地域特性を反映した出火件数の高さを指しており、防火対策の充実度、建築基準の遵守環境、消防体制の整備など、都市化に伴うインフラ水準の地域格差が背景にある可能性が考えられます。
火災出火件数 についてよくある質問
Q. 火災出火件数で1位の都道府県は?
A. 茨城県が49件で1位です(2023年度)。2位は山梨県の47.1件、3位は大分県の46.9件となります。
Q. 最下位の都道府県は?
A. 富山県が17.7件で47位(最下位)です。京都府(20.4件)と神奈川県(22.2件)が下位に続きます。
Q. 全国平均はいくつ?
A. 全国平均は34.14件です。この平均を上回る都道府県は20、下回る都道府県は27です。
Q. 地域ごとの傾向は?
A. 上位は茨城県、山梨県、大分県など地方圏に集中し、下位は富山県、京都府、大阪府、神奈川県など北陸・関西圏の大都市部が占めています。
Q. 1位と最下位の差は?
A. 茨城県の49件に対し富山県は17.7件で、約2.77倍の差があります。
Q. 火災出火件数は何と相関しますか?
A. ねぎ消費支出額(r=-0.62)や農家総所得(r=-0.61)など農業関連指標と負相関、プロパンガス消費量(r=0.59)や空き家率(r=0.56)と正相関を示します。人口や密度を統制しても相関が大きく変わらないことから、農村的特性を持つ地域で出火件数が高い傾向が読み取れます。