司法・安全・環境
COD汚濁負荷量
化学的酸素要求量(COD)の汚濁負荷量
水質汚濁物質排出量総合調査 · データ年度 2019年度 · 最終更新 2026-05-06
計算方法を切替
1位
佐賀県
全国合計
158万kg/日
全国平均
3万kg/日
最少
高知県 1,007.8kg/日
このデータを使う
47都道府県 × 1年分の時系列を含むデータをCSV / JSON でダウンロード。クレジット表記すれば無料で商用利用できます。
データの考察
集中度:上位県への極端な集中
全47都道府県のCOD汚濁負荷量のうち、上位5県が全体の約39.8%を占めています。
さらに上位10県では、全体の約65%を占める計20,817kg/日の負荷量が集中しています。
1位の佐賀県だけで全国合計の約13%に相当する負荷量を記録しており、この集中度の高さは他の統計指標と比べて異例です。
下位5県の合計は約11,208kg/日(全国の約0.7%)であり、最上位と最下位での圧倒的な負荷量の差が特徴的です。
格差規模:204倍の極端な分布
1位の佐賀県と47位の高知県の格差は約204倍という極端な数値です。
この規模を基準に考えると、全国平均(33,690.53kg/日)を上回る県(17県)と下回る県(30県)の分布に大きな非対称性があります。
上位5県の最小値(北海道88,819.2kg/日)と下位5県の最大値(沖縄県4,350.9kg/日)の差も約20倍です。
平均値の上下を見ても、上位極値は平均の6倍以上に達する一方、下位極値は平均の3%程度に留まり、上側のばらつきが下側よりも著しく大きい分布構造が明らかです。
人口統制後の関係性:BODとの強固な連動
BOD汚濁負荷量との相関(r=0.85)が人口偏相関(0.84)でほぼ変わらないことは、両指標の連動が人口規模の差だけでは説明されない独立した関係性を持つことを示しています。
同時に面積偏相関(0.84)と高齢化偏相関(0.85)でも相関が維持される点は、両指標間の結びつきが広大さ、高齢化率といった地域特性にも左右されない堅牢性を持つことを意味します。
発電電力量や消費支出額など他の指標では、人口統制による偏相関の低下が小さい(0.41~0.42)ことから、これらの指標とCOD汚濁負荷量の関係には人口以外の共通要因が存在し、その要因が両側面の変動を同時に左右している可能性が示唆されます。
COD汚濁負荷量 についてよくある質問
Q. COD汚濁負荷量で1位の都道府県は?
A. 2019年度は佐賀県が205,599kg/日で最も多い値を記録しています。全国平均の33,690.53kg/日を大きく上回り、2位の青森県(131,944.3kg/日)の約1.56倍です。
Q. 最下位の都道府県は?
A. 高知県が1,007.8kg/日で最も少ない値です。全国平均の約3.3%にあたります。
Q. 全国平均はいくつ?
A. 全国平均は33,690.53kg/日です。この平均値を上回る都道府県は17道県、下回る都道府県は30道県です。
Q. 地域ごとの傾向は?
A. 上位5県(佐賀県・青森県・福島県・愛知県・北海道)は九州、東北、中部、関東に分散しています。一方、下位に多い地域は四国と近畿の一部、沖縄県などです。地域によってCOD汚濁負荷量に大きなばらつきが見られます。
Q. 1位と最下位の差は?
A. 1位の佐賀県(205,599kg/日)と47位の高知県(1,007.8kg/日)の差は約204倍です。最大値と最小値の格差は非常に大きくなっています。
Q. COD汚濁負荷量は何と相関しますか?
A. 最も強く相関するのはBOD汚濁負荷量で、相関係数r=0.85を示します。この相関は人口や面積、高齢化率、人口密度を統制しても0.84~0.85で変わらず、両指標の関係が独立して存在することを示しています。また発電電力量や胃腸薬消費支出額など複数の統計指標とも中程度の正相関(r=0.43~0.44)が観測されます。