社会保障・衛生
通院者率
社会・人口統計体系 · データ年度 2022年度 · 最終更新 2026-05-06
1位
秋田県
全国合計
2万‐
全国平均
436.04‐
最少
沖縄県 358.5‐
このデータを使う
47都道府県 × 10年分の時系列を含むデータを「人口1,000人あたり」の値でCSV / JSON でダウンロード。クレジット表記すれば無料で商用利用できます。
データの考察
上下 5 県間の 115 ポイント格差
通院者率は上位帯と下位帯で明確な二極分化が見られる。
上位 5 県(東北・中国四国)の平均は 485.7 であり、全国平均 436.04 を 11% 上回る。
一方、下位 5 県(関東・愛知・沖縄)の平均は 370.5 で全国平均を 15% 下回る。
この上下の差(115.2 ポイント)は国内の医療受診環境の地域差を端的に示している。
1.38 倍の地域格差が示す受診行動の多様性
最大値 496.2(秋田)と最小値 358.5(沖縄)の比は約 1.38 倍。
同一国内の都道府県間でこの程度の格差が存在することは、地域ごとの医療受診パターンが大きく異なることを意味する。
人口 100 万人当たりの通院者数という解釈では、高齢化率が 20 ポイント以上異なる地域間でさらに顕著な差が現れる傾向にある。
人口を除いた後に残る高齢化との結びつき
偏相関分析より、通院者率と高齢化率の関係は『人口・面積・高齢化を統制しても相応の相関が残る』ことが明らかになる。
高齢化率の全体相関 r=0.83 は、人口を統制すると 0.73、面積を統制すると 0.82 に低下するが、高齢化特有の偏相関は 0.55 に留まる。
この多層的な低下パターンは、通院者率が『①人口規模、②地理的条件、③高齢化率』の 3 つの要因に段階的に説明されることを示す。
つまり地域ごとの高齢化水準そのものよりも、人口減少と高齢化が同時に進む『地域衰退の度合い』が通院者率を強く規定していると読み取れる。
通院者率 についてよくある質問
Q. 通院者率で1位の都道府県は?
A. 秋田県が 1 位で 496.2(2022年度)。2位は岩手県の 490.8。
Q. 最下位の都道府県は?
A. 沖縄県で 358.5。次に東京都の 363.7、埼玉県の 366.4 が続く。
Q. 全国平均はいくつ?
A. 全国平均は 436.04。このラインを上回る県は 25 県、下回る県は 22 県で、上位帯と下位帯に二極分化している。
Q. 地域ごとの傾向は?
A. 上位は東北地方(秋田、岩手、山形)と中国・四国地方に集中。下位は関東大都市圏(東京、埼玉、神奈川)と沖縄県で占められる。
Q. 1位と最下位の差は?
A. 秋田県の 496.2 と沖縄県の 358.5 の差は 137.7。最大値は最小値の約 1.38 倍。
Q. 通院者率は何と相関しますか?
A. 65 歳以上人口割合(r=0.83)と生活習慣病死亡者数(r=0.81)が最も強い正相関。また人口減少地域ほど通院者率が高く、将来人口増減率との負相関は -0.85 と強い。人口や面積を統制すると相関が低下する傾向から、地域の人口動態が通院者率の差を大きく説明していることが読み取れる。