社会保障・衛生
雇用保険受給率
社会・人口統計体系 · データ年度 2023年度 · 最終更新 2026-05-06
1位
奈良県
全国合計
57%
全国平均
1.21%
最少
東京都 0.4%
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47都道府県 × 34年分の時系列を含むデータをCSV / JSON でダウンロード。クレジット表記すれば無料で商用利用できます。
データの考察
集中度:上位県による受給者層の分布
全47都道府県のうち、上位5県(奈良・青森・埼玉・高知・長崎)の受給率の合計は7.9%に達し、1位の奈良県だけで全体の約1.5%を占めています。
3位以下の複数県が同率1.5%で並ぶため、上位帯に受給率の高い層が明確に集約されている一方、全国47県に分散している点で、受給者数の地域偏在パターンは複雑です。
下位5県の合計は3.6%で、上下の合計は不均衡であり、中位帯が全体の安定性を支えている構造が読み取れます。
倍率分析:4.5倍格差と他指標との比較
最高値1.8%と最下位0.4%の4.5倍格差は、同一年度の都道府県統計における中程度の格差です。
この開きは上位値の絶対水準が低い(全国平均1.21%)ため、相対的には顕著ですが、製造業従事者や失業率などの労働指標と比較すると変動幅は小さい傾向。
一方、固定資産税(r=-0.81)や県民所得(r=-0.76)の相関強度から、この4.5倍の差は地域の経済基盤の質的な相違を反映しており、単なる一時的な失業変動ではなく構造的な雇用安定性の差異を表しています。
産業基盤と雇用の質:高齢化では説明されない相関
雇用保険受給率の地域差を規定する最大の要因は、人口や高齢化ではなく県民所得と固定資産税で示される経済基盤の強さです。
高齢化率を統制後も相関が-0.82で維持される点(偏相関分析)から、「高齢地域だから失業が多い」という単純な説明は成立しません。
むしろ「地元産業の求人基盤が脆弱な地域」を示す県外就職割合(r=0.73)や労働災害補償給付率(r=0.68)との正相関が、受給率の高さが労働市場の不安定性に直結していることを示唆。
10~29人事業所従業者割合との正相関(r=0.67)は、小規模事業所への従業者集中が雇用の季節性や非正規化と関連している可能性を指摘し、経済圏の規模より産業構成が受給率を左右する構造が浮き彫りになります。
雇用保険受給率 についてよくある質問
Q. 雇用保険受給率で最も高い都道府県は?
A. 奈良県が1.8%で最高。次点は青森県の1.6%で、埼玉県を含む7県が1.5%で同率3位です。
Q. 雇用保険受給率で最も低い都道府県は?
A. 東京都が0.4%で最下位。愛知県が0.8%で46位、群馬県・富山県・福井県・大阪府が0.9%で同率42位です。
Q. 全国平均はいくつ?
A. 2023年度の全国平均は1.21%。この平均を上回る都道府県は22県、下回る都道府県は25県です。
Q. 地域ごとの傾向は?
A. 上位帯は青森県、高知県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県など九州・四国・東北に集中。下位帯は東京都、愛知県、群馬県など関東・中部の経済圏が目立ちます。
Q. 最高と最下位でどのくらい差がある?
A. 奈良県の1.8%に対して東京都は0.4%で、約4.5倍の開きがあります。
Q. 雇用保険受給率は何と相関しますか?
A. 最も強い負相関は固定資産税(r=-0.81)と県民所得(r=-0.76)で、経済基盤が強い地域ほど受給率が低い傾向。正相関では高等学校卒業者の県外就職割合(r=0.73)が最強で、労働市場が不安定な地域ほど受給率が高い関係を示します。
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