農林水産業
ズワイガニ漁獲量
海面漁業生産統計調査 · データ年度 2015年度 · 最終更新 2026-05-06
計算方法を切替
1位
兵庫県
全国合計
4,412トン
全国平均
113.13トン
最少
青森県 0トン
このデータを使う
47都道府県 × 60年分の時系列を含むデータをCSV / JSON でダウンロード。クレジット表記すれば無料で商用利用できます。
データの考察
集中度:上位5県が全体の9割弱
全国4,412トンのうち、上位5県が3,869トンで約88%を占めています。
上位3県だけで約63%、1位の兵庫県だけで約41%という比率は、この資源が非常に限定的な地域に集中していることを明確に示しています。
平均値113.13トンを基準にすると、上位3県は平均の8~9倍の漁獲量を持つ一方で、下位14県は0トンと、単純な数値分布では説明できない二極化構造が成立しています。
格差構造と他資源との比較軸
3位の鳥取県932トンから下位の0トン県への落差は932倍であり、一方で1位と2位の差は1,064トン対977トンで約1.09倍に過ぎません。
最大値と最小値の比は無限大に近い一方で、上位層内での格差は極めて小さく、上位と下位が明確に二分されている構造です。
相関データから見ると、漁獲量全般(r=0.57)との相関より、かに消費支出額(r=0.60)やかれい消費量(r=0.60)との相関の方がやや強く、この資源が人口規模や食文化との結びつきを持つことが示唆されます。
人口を統制しても残る関連性
かに消費支出額との相関(r=0.60)で、人口偏相関が0.61と変化がわずかな点は注目に値します。
これは「人口という変数を統制した後も、相関がほぼ同じ強度で残る」ことを示し、ズワイガニ漁獲量と消費支出額の関連は人口規模に依らない別の機構が働いていることを示唆しています。
一方、全漁獲量との相関で面積偏相関が0.34まで低下することから、ズワイガニ漁獲量は「広大な領域で行われる総合的な漁業」というより、「特定の資源・技術・立地条件に依存する個別的な漁業」として機能していることが読み取れます。
ズワイガニ漁獲量 についてよくある質問
Q. ズワイガニ漁獲量で1位の都道府県は?
A. 兵庫県が1,064トンで1位です(2015年度)。全国の漁獲量の約41%を占めています。
Q. 最下位の都道府県は?
A. 青森県、岩手県、宮城県など14都道府県が0トンで、全国で最も漁獲量の少ないグループに属しています。
Q. 全国平均はいくつ?
A. 全国平均は113.13トンです。平均を上回るのは上位9県のみであり、全体的に上位少数県への集中が強いことが分かります。
Q. 地域ごとの傾向は?
A. 上位5県(兵庫、北海道、鳥取、福井、石川)の合計が全体の約88%を占めており、特定の地域に極度に集中しています。一方、東日本太平洋側と西日本太平洋側では0トンの県がほとんどです。
Q. 1位と最下位の差は?
A. 兵庫県の1,064トンに対し、14県が0トンのため、単純な倍率比較はできませんが、3位の鳥取県(932トン)と下位の県との間には900倍以上の差が存在します。
Q. ズワイガニ漁獲量は何と相関しますか?
A. 成人一般学級講座数(r=0.62)とかに消費支出額(r=0.60)が強く正相関しています。興味深いのは、面積の偏相関を見ると0.75と0.67に跳ね上がることで、面積の影響を除いても関連性が強いことが分かります。一方、全漁獲量(r=0.57)との相関では、面積の偏相関が0.34まで低下し、面積が介在変数として作用していることが読み取れます。