運輸・観光
海上出入貨物
社会・人口統計体系 · データ年度 2023年度 · 最終更新 2026-05-06
計算方法を切替
1位
愛知県
全国合計
24.98億トン
全国平均
5,314万トン
最少
栃木県 0トン
このデータを使う
47都道府県 × 1年分の時系列を含むデータをCSV / JSON でダウンロード。クレジット表記すれば無料で商用利用できます。
データの考察
上位集約度:5県で全国の37%
上位5県による海上出入貨物の集約度は極めて高く、わずか5つの都道府県が全国シェアの約37%を占めます。
さらに上位10県に範囲を広げても58%を超え、このランキングが極めて偏った分布を示していることが明らかです。
全国平均を上回る都道府県が19県に過ぎない一方で、平均以下の県が28県と大多数を占める構成になっており、海上物流基盤の存在そのものが都道府県の海上出入貨物規模を大きく左右していることが読み取れます。
格差の構造:愛知県による支配的地位
愛知県は全国平均の約3.8倍の規模を有しており、単に「最大」というにとどまらず、2位との差が約1,410万トンに達します。
0トン県との比較では数百倍以上の差となり、この格差は人口や面積などの一般的な都道府県間格差(通常5倍~10倍程度)をはるかに超えています。
この極端な集約は、海上物流が特定地域の産業基盤・地理的条件に極度に依存していることを示唆しており、内陸県を含む大多数の県では海上出入貨物が存在しないという特性が、他の経済指標にはない独特な分布形態を生じています。
港湾立地と経済活動の不可分性
入港船舶総トン数(r=0.93)や輸入貨物量(r=0.87)との高い相関、特に面積を統制してもなお相関が高く保たれる点(面積偏相関0.93と0.90)は、港湾の物流機能そのものが独立した経済活動の決定因であることを意味します。
人口を統制すると相関がやや低下する傾向(人口偏相関0.89と0.79)が見られますが、これは「人口が港湾規模を部分的に説明する」というより、「港湾規模の大きい地域に人口が集積する」という方向性を示唆しており、港湾機能が地域経済の基盤として、人口流入や産業集積をもたらす力を持つことを示しています。
海上出入貨物 についてよくある質問
Q. 海上出入貨物で1位の都道府県は?
A. 2023年度、愛知県が約2億607万トンで1位です。
Q. 最下位の都道府県は?
A. 栃木県、群馬県、埼玉県、山梨県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県の8県が海上出入貨物0トンです。
Q. 全国平均はいくつ?
A. 全国平均は約5,314万トンで、この平均を上回るのは19都道府県です。下回る都道府県は28県に及びます。
Q. 地域ごとの傾向は?
A. 上位5県は愛知・千葉・北海道・神奈川・福岡で、いずれも国際港湾機能を有する県が占めます。一方、下位には太平洋側の内陸県が集中しています。
Q. 1位と最下位の差はどの程度?
A. 愛知県の約2億607万トンに対して、0トン県との差は極めて大きく、愛知県は最下位県の何百倍もの規模を有しています。
Q. 海上出入貨物は他の指標と相関していますか?
A. 最も強く相関するのは「入港船舶総トン数」(r=0.93)で、人口や面積を統制しても相関が高く残ります。次に「輸入貨物量」(r=0.87)が強く相関し、こちらも人口統制後に相関が比較的維持されます。